「あと1品どうしよう…」そんな悩み、ありませんか?
朝はバタバタ、夜はクタクタ。
メインはなんとか決めたけど、副菜まで頭が回らない。冷奴でごまかす日もあれば、キュウリを切っただけ…なんて日も。
でも、子どもにはしっかり栄養を取ってほしいし、自分の健康だって気になる。
そこでおすすめなのが、圧力鍋で作る“放置できる副菜”なんです。
忙しいママにこそ「圧力鍋副菜」をすすめたい理由
圧力鍋というと、「お肉をやわらかくする道具」みたいなイメージ、ありませんか?
でも実は、副菜こそ圧力鍋の真骨頂。
野菜を切って、調味料と一緒に鍋に入れて、加圧したら放置。それだけで、
- じっくり煮込んだような味しみ感
- 素材の旨みと栄養を逃さない調理法
- 洗い物も最小限
まさに、「ほったらかし料理」の完成形。
しかも、かぼちゃ・ひじき・なすなど腸内環境を整えてくれる食物繊維が豊富な野菜がしっかりとれるのも嬉しいポイント。
我が家では、子どもの便秘対策に「食事から腸活」を意識するようになってから、
この圧力鍋副菜が定番化しました。
冷蔵庫にある食材でパパッとできるうえに、冷凍保存OK・お弁当にも使えるとあって、朝の時短にもつながっています。
この記事では、そんな「あと1品困ったとき」「野菜をもっと食べさせたいとき」に大活躍してくれる、圧力鍋副菜レシピを紹介します。
簡単・時短・腸活の三拍子で、もう悩まない副菜づくり。
がんばらないで整える“食卓のリズム”、始めてみませんか?
① 鉄分・食物繊維をしっかり摂れる!圧力鍋で「味しみひじき煮」
「ひじきって栄養あるのは分かるけど、地味だし手間もかかる…」
そんなイメージありませんか?
確かに、普通の鍋で作ると、火加減を見ながらコトコト煮て、気づけば吹きこぼれ…なんてことも。でも、圧力鍋ならたった2分の加圧+放置で、しっかり味がしみたひじき煮が完成します。
鉄分・ミネラル・食物繊維がたっぷりのひじきは、特に子どもや女性の栄養補給に◎。
さらに油揚げのコクとにんじんの甘みが加わることで、食べやすく仕上がり、苦手な子どもでも意外とパクパクいけちゃいます。
材料(3〜4人分)
- 乾燥ひじき:大さじ3(たっぷりの水で戻す)
- にんじん:1/3本(千切り)
- 油揚げ:1枚(細切り)
- しょうゆ:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 水:100ml
作り方
- ひじきを戻し、水気を切る。材料をすべて圧力鍋に入れる
- フタをして加圧2分 → 火を止めて自然放置10分
- フタを開け、好みで汁気を飛ばす(煮詰めてもOK)
ここがポイント: 普通の鍋だと味がしみにくい油揚げやにんじんも、圧力鍋なら内部までしっかり味が入り、冷めてもおいしい副菜になります。
冷蔵で3日、冷凍なら約2週間ほど保存可能。朝のお弁当づくりにも大活躍!
前日にまとめて仕込めば、「あとは詰めるだけ」で済むから、朝の余裕が違います。
育ち盛りの子どもの「鉄分不足対策」にも◎
現代の子どもは意外と鉄分不足気味。
小松菜やレバーが苦手でも、ひじき煮なら手軽にミネラル補給ができます。
② 1分でプロの味!? 圧力鍋で「とろけるナスの煮浸し」
暑い夏、キッチンに立つのもしんどい…。
でも冷蔵庫にナスが余ってたら、放置で絶品になる副菜、試してみて。
「ナスの煮浸し」って、ふつうの鍋で作ると意外と難しい。
すぐ崩れるし、なかなか味が染みない…。でも圧力鍋なら、加圧わずか1分でトロトロ&味しみ完了!調味料も少なくて済むのに、まるで料亭の味。
材料(2〜3人分)
- ナス:2本(乱切り)
- めんつゆ(3倍濃縮):大さじ2
- 水:100ml
- ごま油:小さじ1(風味付け/炒め省略OK)
作り方
- ナスを乱切りにし、ごま油でサッと炒める(省略可)
- めんつゆ・水と一緒に圧力鍋へ
- 加圧1分 → 放置5分
- フタを開けてそのまま冷ます
冷蔵庫で冷やすと味がギュッと締まって、さらにおいしく。
朝作っておけば、夜にはしっかり味の染みた冷たい副菜として食卓に出せます。
ごま油のコクと、ナスのやさしい甘みで、子どももペロリ。夏バテ対策にもピッタリです。
冷やしたナスに「おろししょうが」や「すりごま」を添えると、さらに爽やか。
大人用には七味や柚子胡椒をちょい足しして、お酒のアテにも◎
保存目安:
冷蔵:3日/冷凍:不可(解凍時に食感が崩れるため)
③ 放置でホクホク!圧力鍋で作る「やさしいかぼちゃの煮物」
子どもも大人も大好きな、ほっこり甘いかぼちゃの煮物。
だけど…鍋で作ると「水っぽい」「崩れた」「味がぼんやり」なんて失敗も多いのが現実。
でも安心して。
圧力鍋なら加圧たった2分で、ホクホク感も味のしみ具合も完璧に仕上がるんです。
材料(3人分)
- かぼちゃ:1/4個(約300g・一口大にカット)
- しょうゆ:大さじ1.5
- みりん:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- 水:100ml
作り方
- かぼちゃの種とワタを取り、皮ごと食べやすい大きさに切る
- 圧力鍋にかぼちゃ・調味料・水を入れる
- 加圧2分 → 自然放置10分
- 蓋を開けてそのまま冷ます(味がしっかり入ります)
取り出すときは崩れやすいので、スプーンやトングでそっと。
仕上がりは、まるで料亭の一品のような優しい甘さと、しっとりホクホクの口あたり。
子どもの離乳食完了期から、歯が弱くなってきた高齢の方にも◎
圧力鍋なら火加減の調整不要。
材料を入れたらあとは他の家事や子どもの世話に専念OK!
保存目安:
冷蔵:3日/冷凍:OK(食感はやや柔らかくなりますが、お弁当にも◎)
アレンジTip:
余ったら潰してサラダにしたり、ポタージュ風に牛乳と一緒にミキサーにかけると2度楽しめます。
副菜も作り置きで「時短×節約×安心」
「あと一品、何作ろう?」この悩み、毎日のように襲ってきませんか?
特に子育て中のママや共働き家庭では、時間との勝負。
夕方に子どもがぐずりだしたり、保育園のお迎えがギリギリだったり…副菜を考える余裕なんてない日がほとんどです。
でも、圧力鍋で副菜を作り置きしておくだけで、毎日のごはん作りが一気にラクに。
✔ 冷蔵で3日以上持つ
✔ 冷凍もOK(風味そのまま)
✔ 子どもも喜ぶやさしい味付け
これって、実はものすごくコスパのいい“自分への時短投資”なんです。
副菜がすでに冷蔵庫にスタンバイしているだけで、
・メインだけ考えればいい
・冷奴やカップ惣菜に頼らなくて済む
・家族の「またコレ…」から解放される
など、ママの心の余裕が段違いに。
朝のお弁当準備も、詰めるだけで完了!
忙しい朝に揚げ物や炒め物なんてできなくても、副菜のストックがあれば立派なお弁当が完成します。
まとめ|副菜も“考えなくていい日”をつくろう
圧力鍋は、メインだけじゃなく副菜作りにも最高の相棒。
ほったらかしで、栄養満点・味しみバッチリな一品が完成します。
今回紹介した3つのレシピは、どれも
- 買い置きしやすい食材
- 調味料は家にあるものでOK
- 手間ゼロで失敗知らず
副菜って、「考える・買う・作る」の3ステップが面倒だからこそ、
圧力鍋で作り置きしておくだけで、ママの心と冷蔵庫に余裕が生まれます。
毎日のごはんづくりを、もっとラクに。
頑張りすぎず、でも栄養も愛情もしっかり届ける。
そんな副菜生活、今日からはじめてみませんか?