🌅 朝のバタバタ時間|出勤前のリアル
朝5:30、目覚ましよりも早く目が覚めるのは子どもの小さな寝言。そこから1日がスタートします。
朝食作りにお弁当、洗濯のスイッチを押し、着替えさせながら保育園の準備。
「ママ〜!着替えイヤ!」の叫びに「もう時間ないよ〜」と声を張りながらも、どこか笑ってる自分がいます。
家を出るのは8:00。バタバタと送り出したあと、ようやく“看護師”モードに切り替わります。
🚗 訪問スケジュール|1日の流れ&移動事情
出勤後、まずはその日の訪問スケジュールを確認。
朝のミーティングで情報共有した後、社用車で1件目へ出発!
1日平均で4〜6件ほどのご自宅を回ります。
移動中は頭の中で今日のケア内容を整理したり、患者さんの顔を思い浮かべたり。
スムーズに行く日もあれば、緊急訪問や渋滞、悪天候に悩まされる日も…。
でも、それが「訪問看護のリアル」です。
💬 利用者さんとのやりとり|感動・トラブル・やりがい
ご自宅での看護は、病院とはまったく違う空気。
「いつもありがとうね」とお茶を出そうとしてくれる利用者さん、
「こんなこと相談していい?」と本音をぽろっと話してくれる家族。
ときには認知症の対応に戸惑ったり、医療処置に緊張したり。
でもそのぶん、関係性が深まりやすいのも訪問看護の魅力。
利用者さんの「家で過ごしたい」という思いに寄り添えるのは、やっぱり大きなやりがいです。
🏡 帰宅後のタイムスケジュール|ママ業の再開
17:30ごろ帰宅。ここからは第2の仕事「ママ業」のはじまり。
夕飯作り、お風呂、寝かしつけ…。
「あれ?自分の時間ってどこだっけ?」と思うこともしばしば(笑)
でも、子どもの寝顔を見た瞬間に、疲れがすーっと引いていくんです。
夜は翌日の準備と記録の見直し。
なるべく20〜30分で終わらせて、自分にごほうびのコーヒー時間を。
💡 子育てと仕事の両立のコツ|私なりの工夫
両立って、正直うまくいかないことのほうが多い。
でも「完璧を求めない」と決めてから、ちょっと楽になりました。
- 夕飯は週2回は冷凍ストックOK!
- 記録はスキマ時間で少しずつ
- 子どもの前でスマホ触りすぎないよう意識
- たまにはお惣菜も取り入れる
「できない日もある」が前提で、がんばりすぎないのが私流です。
🏥 訪問看護の魅力と大変さ|本音トーク
【大変なこと】
- 1人対応なので判断力が必要
- 気温や天候の影響を受けやすい
- 家庭ごとのルールに合わせる柔軟性も必要
【でも、魅力もたくさん】
- 人との距離が近い
- 利用者さんの“暮らし”に寄り添える
- 家族とのつながりも深い
- 自分の看護観が磨かれる
病院では味わえなかった“人の生活に関わる看護”の深さを、日々感じています。
💬 まとめ|毎日バタバタでも、心はあたたかい
「看護師ママ」って、ちょっと特別な響きに聞こえるかもしれないけれど、
実際は“ドタバタ&笑顔”の連続です。
でも、その中で
「ママ、今日もありがとう」
「また来てくれてうれしい」
そんな言葉に、何度も救われてきました。
これから訪問看護を考えている方、働きながら子育てをしている方へ。
「自分なりのペースで、ゆるくでも続けられる方法がきっとあるよ」
そんな思いが伝わればうれしいです。