週末作り置きのススメ|忙しいママの“平日ラク”を叶える方法
「平日の夕方は時間との戦い…」そんなママにこそおすすめなのが週末作り置きです。土日のすき間時間に少し仕込むだけで、平日のごはんづくりがグッとラクになります。
たとえば月曜日。仕事終わりにクタクタな状態で、冷蔵庫に「あと焼くだけ」「温めるだけ」のおかずがあったら…その安心感、すごくないですか?
しかも、作り置きは時間の節約だけでなく、食費の節約や栄養バランスの管理にも役立ちます。
- ✔ 献立を考える手間が減る
- ✔ 外食やお惣菜に頼らず済む
- ✔ 食材の無駄を減らせる
- ✔ 子どもと一緒にごはんが楽しめる
看護師など不規則な勤務をしている方や、子育てと仕事を両立している方にとって、作り置きは“毎日をまわすスキル”といっても過言ではありません。
私自身、訪問看護で働いていた頃、子どもを迎えに行って帰宅後すぐごはん…という流れが本当に大変でした。そんな中、週末に少し頑張るだけで、平日が格段にラクになることを実感したんです。
おすすめ作り置きレシピ実例5選|冷蔵&冷凍でラクうまごはん
ここでは、実際に筆者が作って「リピ確定!」となった作り置きレシピを5つ紹介します。すべて冷蔵 or 冷凍保存OKで、疲れている日の救世主になるラインナップです🍳
① 塩麹チキンのグリル
材料:鶏もも肉・塩麹・にんにく(お好み)
鶏肉を塩麹に漬けて一晩。フライパンで焼くだけで、柔らかジューシーなメインに。冷凍保存で2週間OKなので、まとめて仕込むと超便利。
② 野菜たっぷり甘酒しりしり
材料:にんじん・卵・甘酒・ごま油
すりおろしにんじんを甘酒と一緒に炒めるだけ。やさしい甘みで子どももパクパク。副菜やお弁当に大活躍。
③ 豆腐入りふわふわそぼろ
材料:鶏ひき肉・豆腐・塩麹
豆腐でかさましして、ヘルシーでふんわり食感に。ごはんにかけたり、卵焼きの具にしたりとアレンジ力も抜群です。
④ 醤油麹のきのこマリネ
材料:しめじ・まいたけ・醤油麹・オリーブオイル
さっと炒めて冷やすだけの副菜。きのこの旨みと麹のコクで、冷めても美味。腸活にも◎
⑤ おにぎり冷凍ストック(混ぜごはん系)
鶏そぼろ、わかめ、鮭、しらすなどを混ぜ込んだおにぎりをラップで包んで冷凍保存。朝ごはんやお迎え帰宅後の小腹対策に最適です。
どれも冷凍→チンでOK!味落ちしにくく、毎日でも飽きずに食べられます。
よくある作り置きの失敗と改善ポイント
作り置きはとても便利だけど、意外と「やってみたけど失敗した…」という声も多いジャンルです。ここでは、看護師ママたちからよく聞くリアルな失敗談と、その改善ポイントを紹介します。
① 味が薄すぎる/濃すぎる
作り置きは時間が経つことで味がなじむため、出来立て時にちょうどいい味付けだと、保存後に「薄い」と感じることも。
- ▶ 味付けは「やや濃いめ」が基本
- ▶ 麹や甘酒を使うと、自然な旨味で失敗が減る
② 食感が悪くなる
じゃがいも・豆腐・葉物などは冷凍で食感が悪くなりやすい代表格。
- ▶ じゃがいもは潰してポテサラ風に
- ▶ 豆腐は炒め物やそぼろなどで使うと◎
- ▶ 葉物野菜は冷凍より冷蔵の方が安定
③ 冷凍焼け・ニオイ移り
保存容器が不十分だと、冷凍焼けや冷蔵庫のニオイが移る原因に。
- ▶ 密閉できる保存容器 or ジッパー袋+ラップ二重がベスト
- ▶ 冷蔵3日・冷凍2週間を目安に使い切る
④ 同じ味ばかりで飽きる
作り置きがワンパターンだと、家族から不満が出ることも。
- ▶ 主菜・副菜・常備菜をバランスよく
- ▶ 麹、味噌、カレー味など「味変」調味料を使い分ける
- ▶ 盛り付けを変えるだけでも印象が違う
ちょっとした工夫で、作り置きの「残念あるある」は防げます。最初は1〜2品からスタートして、成功パターンを増やしていくのがコツ!
作り置きにおすすめの保存容器&グッズ紹介
せっかく作った作り置き、長持ちさせて美味しく保つには「保存グッズ選び」も大事。とくに看護師ママは、朝も夜もバタバタしがちだからこそ、ストレスフリーで使いやすい保存容器があると安心です。
① ジッパー袋(冷凍・下味冷凍に最適)
薄く平らにして保存できるから、冷凍庫でもかさばらないのが魅力。下味冷凍しておけば、朝は焼くだけ・煮るだけでOK!
- ▶ 味噌漬け・塩麹漬けなどにぴったり
- ▶ 書き込みできるタイプなら日付管理も楽
② シリコン保存容器(冷凍→レンジ対応)
液漏れの心配も少なく、繰り返し使えてエコ。電子レンジでの加熱もOKなので、冷凍→解凍→そのまま食卓へという時短も叶います。
- ▶ スープ・煮物系の保存に最適
- ▶ フタ付きなら持ち運びにも◎
③ ガラス製タッパー(におい移りなし)
においや色移りが気にならないのがガラス製の強み。見た目もおしゃれで、そのまま出しても映えます。
- ▶ 酢の物やカレーなど、においが残りやすい料理に
- ▶ オーブン対応のものはさらに便利
④ ラップ+小分け冷凍トレー
お弁当や朝ごはん用に少量を小分けしておきたいときに便利。
- ▶ 塩麹そぼろやミートボールなどに活用
- ▶ 食べたい分だけ取り出せて、ロスが出にくい
保存容器をうまく使い分けることで、「作り置きが続かない」「冷凍庫がぐちゃぐちゃになる」といった悩みも減らせます。
まとめ|作り置きで暮らしをもっとラクに
今回は、「忙しいママのお助けレシピ〜週末作り置き」をテーマに、作り置きのメリット・注意点・おすすめレシピ・保存グッズまで幅広くご紹介しました。
看護師として日々ハードに働きながら、家ではママとしても奮闘しているあなた。平日の夜や朝は、とにかく“戦場”。そんな中でも、作り置きという仕組みを取り入れることで、ごはんづくりが少し楽に、そして豊かになります。
冷蔵庫や冷凍庫にストックがあるだけで、「今日の夜ごはんどうしよう…」というストレスが激減。子どもの栄養も、自分の心のゆとりも、どっちも守れるから、作り置きは忙しいママの味方です。
\今日からできること/
- ✅ まずは1〜2品から作ってみる
- ✅ 冷凍に向いてるレシピを選ぶ
- ✅ 保存容器の見直しをする
完璧じゃなくていい。とにかく“自分を楽にしてあげる”ことが最優先。あなたの暮らしと子どもの笑顔を守るためにも、週末の作り置き、ゆるくはじめてみませんか?