「急に熱が出た」「ぐったりしてる…」「受診すべき?」
そんな子どもの体調不良に戸惑った経験、ありませんか?
本記事では、現役ナースの視点から、家庭でできる対応や受診の判断の目安を分かりやすくまとめました。いざという時の参考になれば幸いです。
① 発熱したとき
- 家庭でできること:水分補給をこまめに。熱がこもらないように薄着で安静に過ごさせましょう。
- 注意点:無理に食べさせず、ぐったりしていないか観察。
- 受診の目安:38.5℃以上が続く/ぐったりしている/呼吸が早い/水分が取れない
② 咳・鼻水が出ているとき
- 家庭でできること:部屋の加湿、鼻吸い器の使用、温かい飲み物でのどを潤す。
- 注意点:夜眠れないほどの咳や、息苦しさがあれば要注意。
- 受診の目安:ゼーゼー、ヒューヒューした咳/顔色が悪い/呼吸が荒い
③ 下痢・嘔吐したとき
- 家庭でできること:水分(経口補水液など)を少量ずつ、何度も分けて与える。
- 注意点:吐き気が強いときは無理に飲ませない。脱水に注意。
- 受診の目安:吐き続けている/血便や黒い便が出る/尿の回数が極端に少ない
④ 食欲がない・元気がないとき
- 家庭でできること:無理に食べさせず、好きなものやゼリーなど口にしやすい物を。
- 注意点:水分だけでも取れているか確認を。
- 受診の目安:食事も水分も取れない状態が続く/2〜3日以上続く元気のなさ
⑤ 転倒やケガをしたとき
- 家庭でできること:出血は圧迫して止血。腫れている場合は冷やす。
- 注意点:頭部打撲後の吐き気や意識の変化には要注意。
- 受診の目安:出血が止まらない/頭を強く打った/歩き方が不自然
看護師ママが実践している3つの観察ポイント
- いつもと違う?
表情、声のトーン、遊び方、睡眠の様子など、小さな変化にも注目。 - 水分と排泄のチェック
水分が取れているか、尿の回数や色を確認。 - 記録しておく
熱の経過、食事・排泄・症状のメモを残しておくと受診時に役立ちます。
まとめ|「おかしいな」と思ったら、無理せず受診を
子どもの体調は、大人以上に急変しやすいもの。不安や迷いがあれば、早めの受診で安心を得ましょう。
この記事が、毎日頑張るママ・パパたちの助けになれば嬉しいです。
\保存して、いざというときの備えにどうぞ/
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