はじめに
毎日がんばっているのに、ふと「もう全部やめたい…」と感じたことはありませんか?
それはもしかしたら、【リセット症候群】かもしれません。この記事では、リセット症候群の特徴や原因、そして今日からできる対処法を、看護師として、そして一人の母としての経験も交えながらお届けします。
リセット症候群とは?
「リセット症候群」とは、ストレスや疲労が蓄積したときに、突然すべてを“なかったこと”にしたくなる心理状態のことです。
たとえば…
- 家事や育児、仕事がうまくいかないとき
- 人間関係に疲れたとき
- ダイエットや貯金などの目標が達成できないとき
そんな時に「全部リセットしてしまいたい」と感じてしまうことはありませんか?
決して珍しいことではなく、特に責任感の強い人、頑張りすぎてしまう人に多く見られる心のSOSとも言えます。
リセット症候群の原因
リセット症候群にはさまざまな原因があります。
✔ 完璧主義や自己否定感
「ちゃんとやらなきゃ」と思うほど、うまくいかなかったときに「もうダメだ」と感じやすくなります。
✔ ストレスの蓄積
育児や仕事、人間関係など、日々のストレスが積み重なると、ある日突然プツンと糸が切れたように感じることがあります。
✔ ホルモンバランスの乱れ
生理前や産後、更年期など、女性ホルモンの影響で情緒が不安定になりやすく、リセット思考になりやすい時期があります。
✔ SNS疲れ
「みんなは頑張っているのに自分は…」と比較してしまうことで、無意識のうちに自己否定が強まり、心が疲れてしまいます。
チェックしてみよう!あなたは大丈夫?
以下に当てはまる項目が多いと、リセット症候群の傾向があるかもしれません。
- すべて投げ出したくなることがある
- 「自分には無理」と感じることが多い
- 小さな失敗でも落ち込みやすい
- 人に頼れず、抱え込んでしまう
- SNSを見ると焦る・落ち込む
看護師ママの体験談:私も陥った“リセット思考”
子育てと仕事の両立でいっぱいいっぱいだった時期。
毎日やることに追われ、「誰にも頼れない」「何もかもやめたい」と思ったことがあります。
でも、そんな時に「完璧じゃなくていい」「がんばらなくていい日があっていい」と自分を許すことで、少しずつ気持ちが回復していきました。
今日からできる!5つのセルフケア
1. とにかく寝る・休む
何よりまず、心と体を休めることが最優先です。すべてはそこから。
2. 小さな「できた」を記録する
たとえば「洗濯物を干した」「ごはん作った」など、どんな些細なことでもOK。
3. 比較をやめるSNS断ち
一度SNSから距離を置くことで、心のノイズが消え、気持ちが落ち着いてきます。
4. 頼れる人・場所に話す
友人、カウンセラー、オンライン相談など、“話す”ことで気持ちは整理されます。
5. 自分の「好き」を思い出す
コーヒーの香り、好きな音楽、ちょっと高めのおやつ。自分を満たす小さなご褒美を。
おすすめのサポートグッズ
- メンタルケアにおすすめのアロマオイル
- リラックスできる音楽アプリ(Audible、Spotifyプレイリスト)
- 書いて気持ちを整える「感情ノート」など
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おわりに|がんばりすぎないあなたで大丈夫
リセット症候群は、「もう限界」と心が教えてくれているサインです。
そんな時こそ、「がんばらない勇気」を持ってくださいね。
あなたが今日も自分を大切にできるように、心から応援しています。