「病院に行くほどじゃないかも…」「まずは家で様子を見たい」
そんなときに役立つのが、おうちでできる基本的な体調ケアです。
今回は、子どもによくある症状ごとの家庭での対応ポイントを、現役ナースの視点からわかりやすくご紹介します。
① 発熱したときのケア
- 水分補給をこまめに:湯冷まし・経口補水液・スープなど飲みやすい形で。
- 無理に食べさせなくてOK:食欲がなければ休養優先で◎
- 薄着で熱を逃がす:厚着はNG。涼しめの服で体温調整を。
- 熱の記録をつける:時間ごとの体温をメモしておくと、受診時に便利。
② 咳・鼻水が出ているとき
- 部屋の加湿を心がけて:乾燥は咳を悪化させます。
- 鼻水はこまめに吸引:特に赤ちゃんは自力で出せないため、鼻吸い器が活躍。
- 水分で喉を潤す:こまめなお茶・白湯・スープなどでケア。
③ 下痢・嘔吐があるとき
- 少量ずつ水分補給:一気に飲ませると逆に吐く場合も。5分おきにスプーン1杯でも◎
- 食事は無理にとらせない:回復を待ってから、おかゆやリンゴのすりおろしなど。
- 脱水に注意:尿の回数が減った/口が乾いている/ぐったりしているときは受診。
こんなときは迷わず受診を!
- ぐったりして反応がない
- 水分がまったくとれない
- 咳が止まらず苦しそう
- 下痢や嘔吐が長引いている
まとめ|家庭のケアが回復をサポートします
症状が軽いうちは、おうちでのケアで回復を助けてあげることができます。
ただし、「いつもと違う」「様子がおかしい」と感じたら、無理せず医療機関へ。
小さな変化に気づいてあげられるのは、毎日そばにいる家族だからこそです🌿
▶次回は「免疫力を高める毎日の習慣」についてご紹介予定です。
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