訪問看護の裏側

訪問看護に向いている人・向いていない人の特徴とは?現役ナースがリアルに解説!

現役ママナース“なすこ”がリアルに解説します。

訪問看護とは?働き方の基本をおさらい

訪問看護は、病院ではなく利用者の自宅や施設に訪問し、医療的なケアを提供する看護です。病棟勤務との違いは「基本1人で動く」「急変時の判断を求められる」「生活全体に寄り添う」といった点が挙げられます。

訪問看護に向いている人の特徴

  • 1人で考えて動けるタイプ:判断力や観察力が求められます。ただし、その場で判断に迷った場合は、一度持ち帰って相談したり、訪問中に他のスタッフと連絡を取り合って決定する体制も整っているため、孤立無援ではありません。
  • 人との関係構築が得意:信頼関係が重要です。
  • 柔軟に動ける/変化に強い:予定変更やイレギュラー対応が多いため。
  • 生活や人生に寄り添いたい人:病気だけでなく背景を大切にできる人。

訪問看護に向いていない人の傾向

  • 常に誰かと一緒に行動したいタイプ:孤独感がある場合はつらく感じるかも。
  • マルチタスクや変化にストレスを感じやすい:訪問・記録・報告など業務が複雑です。
  • トラブル対応が苦手/責任が重いと感じやすい:1人対応が求められる場面が多いです。
  • 環境に敏感な人:訪問先は必ずしも清潔とは限りません。
    実際には、整理整頓されていないお宅や、動物(犬・猫・鳥など)を飼っている家庭も多く、環境に慣れるまでに時間がかかることもあります。
    アレルギーを持っている人や、清潔感に対する感度が高い人にとっては、ストレスを感じやすい場面が出てくるかもしれません。

実際に働いて感じた「合う・合わない」ポイント

なすこの場合、子育てと両立しながら、一人ひとりの生活に寄り添える訪問看護のスタイルが性に合っていました。直行直帰やフレキシブルな働き方は、特に家庭のある方には魅力です。

まとめ:向き不向きはあるけど“挑戦する価値あり”の働き方

訪問看護には向き・不向きがありますが、自分のやりたい看護やライフスタイルに合うかを軸に考えることが大切です。「チャレンジしてみたい」という気持ちがあるなら、一歩踏み出す価値は十分にあります。

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