訪問看護の裏側

訪問看護の1週間スケジュールを公開|働き方と時間の使い方のリアルとは?

訪問看護の1週間スケジュールを公開|働き方と時間の使い方のリアルとは?

訪問看護の1週間ってどんな感じ?

週5日勤務のスケジュール例

基本は月〜金勤務、土日祝は休み(緊急訪問当番は持ち回り)。勤務時間は8:30〜17:30で、訪問の枠は9:00〜16:30が中心です。

1日に訪問する件数は4〜6件。曜日によって少しバラつきがありますが、基本的には以下のような感じで進みます。

曜日によって違うルーティン

  • 月曜:週始めなので、朝礼や情報共有に時間を取ることが多い日。重めの処置が入ることもあり、バタバタしがち。
  • 火曜・水曜:通常通りの訪問+必要に応じてモニタリング評価や家族対応。比較的ルーティンに沿って動きやすい。
  • 木曜:カンファレンスや報告書作成など、事務業務も入りやすい日。
  • 金曜:退院後フォローの新規訪問や、週末前の訪問が増えてやや忙しい。
    月末は業務整理や報告書の締め処理が集中し、事務作業が重くなる傾向があります。

訪問件数や業務量のリアル

1日何件くらい訪問するの?

私の事業所では、1日平均5件前後がベースです。30分訪問もあれば、1時間がっつり関わるケースもあります。急変やご家族対応で長引くこともあり、日によってばらつきがあります。

記録・カンファ・移動のバランス

訪問の合間にスマホやタブレットで記録入力を済ませるようにして、帰社後の作業時間を最小限にしています。週1回のカンファレンスや勉強会もあり、チームでの情報共有も大切です。

「仕事と生活」のバランスはどう?

定時で帰れる日・帰れない日

記録がうまくこなせた日は定時退勤できますが、急な対応や報告が重なると18時を過ぎることもあります。ただ、全体としては病棟勤務よりも予測が立てやすく、生活リズムを整えやすいと感じています。

子育てとの両立は可能?

子育て中でも働きやすいのが訪問看護の良さ。朝イチ訪問がない日は子どもの送迎後に直行OK、記録は自宅に持ち帰って入力も可能な体制など、柔軟な働き方ができます。

なすこのリアルな1週間スケジュール

月曜〜金曜の流れ

曜日 予定内容
訪問5件+朝礼・情報共有
訪問6件(うち1件新規)
訪問5件+記録の遅れを調整
訪問4件+ケースカンファ
訪問6件+報告書作成/主治医報告(※月末は業務整理や書類処理が集中しがち)

※曜日によって多少変動あり/移動時間や天候でも変わります。

在宅勤務や直行直帰の日があると?

事業所によっては在宅記録入力可・直行直帰OKのところもあります。私の職場も必要に応じて自宅記録OKなので、子どもの体調不良時など柔軟に対応できるのがありがたいポイントです。

まとめ:訪問看護の1週間は「自分のペースで働きたい人」にぴったり

訪問看護のスケジュールは、毎日同じじゃないけど、毎週似たようなペースで回っていくのが特徴です。

突発対応はあるものの、病棟のように詰め込み型ではなく、ある程度自分の裁量で調整できる働き方です。

「子育てと仕事を両立したい」「一人ひとりに丁寧な看護をしたい」「バタバタより、じっくりタイプ」
そんな人にとって、訪問看護の1週間はぴったりな働き方だと思います。

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